シミ消しは美白クリームがいいって本当?

シミ消しクリームがいい理由

加齢と共に様々な肌トラブルが浮上してきますが、その中でもトップ3に入る「女性の肌の悩み」として挙げられるのが【シミ】!!

シミを消したい!と思っている方は多く、白く透明感のある肌に憧れを抱いていることでしょう。

シミ対策やできてしまったシミを消すスキンケア商品は販売されていますが、その種類は多く、正直自分にあったシミ消しスキンケアコスメはどれがいいのか迷ってしまいますよね。

シミ消しのスキンケアコスメには、石鹸・化粧水・乳液・美容液など多く存在しています。
その中でも、シミ消しに有効なのが

「クリーム」タイプ

のものです。

「なぜ、クリームタイプがいいのか?」

それは、クリームは有効成分を配合しやすく成分の安定に優れているからなんです!クリームはできてしまったシミに直接塗り込めるので、効率性も高い。

しかし!一言に「シミ」と言ってもその種類はいくつかあり、タイプによってシミは分別されています。市販のシミ消しコスメにはシミの種類によって改善できるものと、できないものがあり、自身がどんなシミの問題を抱えているのか把握する必要があります。

次の項目でシミの種類についてご紹介します。

あなたのシミの種類は?

シミ消しスキンケアコスメを手にする前にシミについて知っておくとシミ消しアイテムを選ぶさいに役立ちます。

ここで、シミの種類について見ていきましょう☆

■脂漏性角化症

一般には「年寄イボ」とも呼ばれているシミで肌の老化現象のひとつ。こめかみや頬の辺りにできやすい。

■肝斑

30~40代頃に女性ホルモンの影響により発症するシミ。目の下や両頬にでます。

■老人性色素班

紫外線によりメラニンが過剰に生成され皮膚に沈着したシミ。褐色で円形状のシミが顔以外にも手や腕などにでたりすることがあります。

■後天性メラノサイトーシス

後天性の皮膚疾患のひとつとされ、「あざ」として扱われています。真皮層の色素沈着。

■雀卵斑(じゃくらんはん)

いわゆる「そばかす」で、小さく茶褐色の点が沢山でるのが特徴。主に遺伝性のもですが紫外線の影響により悪化する場合もあります。

シミは、このようにタイプ分けされています。紫外線やホルモンの影響によりでやすいのが「肝斑」や「老人性色素班」です。

シミによっては、病院で受診した方がより早く改善できることがあるので、ご自身のシミのタイプを把握しておきましょう!

シミ消しクリームの選び方~3つのポイント~

シミ消しに効率的なクリームですがシミ消しクリームにも多くの製品があります。一体、どんなシミ消しクリームを選べばいいのか?ポイントを教えます♡

1.成分が医薬部外品のもの

医薬部外品とは、国(厚生労働省)が許可している成分を一定濃度使用して、効能や効果を有効にさせたものです。「お薬」程ではないけど、それに近い効果が期待できるものとして扱われます。

シミ消し(美白)効果のある医薬部外品の成分のご紹介です。

ビタミンC誘導体

シミを予防し薄くする効果があります。

アルブチン

メラニンの生成を抑えシミを予防します。

エラグ酸

植物性のポリフェノール。酸化酵素を抑えメラニンの発生を防ぎます。

コウジ酸

天然由来成分。「麹」から抽出されてもので、酸化酵素や炎症の発生を抑えます。

ブラセンタ

メラニンの生成を抑えシミを予防します。

これらの有効成分が含まれているシミ消しクリームをチョイスしましょう♪

ちなにみ、美白に効果的な

「ハイドロキノン」

という成分が有名ですが、こちらは医薬部外品に当たりません。効果は高いですがリスクも高い成分です。ハイドロキノンが含まれた製品は少しずつ使用して肌に異常がでないか確認しながらケアしていきましょう☆

2.保湿力と浸透力があるもの

シミは紫外線の他にも、乾燥による肌の油分と水分不足が原因でなることがあります。乾燥により、肌のバリア機能が弱まると外部からの刺激を受けやすくなってしまいます。理想的な肌の水分量は30%と言われ、30%以下になると乾燥肌になります。

保湿成分として

「セラミド」「ヒアルロン酸」「プロテオグリカン」

など、保湿性と浸透性の高い成分が含まれているものを選んでいきましょう。

3.継続しやすい価格帯

シミを消すには、それなりの時間を要します。数日や数週間ではシミは消えません。シミ消しには予防も含め、長期的なケアが必要です。

そのためには、継続しやすい価格のシミ消し製品を選ぶことです。どんなに効果があっても継続できなければ意味がありません。金銭の価値観は人それぞれなので、成分などを見極めたうえでこの位なら継続できると思ったものを買いましょう☆

以上がシミ消しクリームを選ぶ際の3つのポイントでした♪肌のトラブルは普段の生活習慣でも大きな影響を受け発生します。睡眠不足や偏食は体のリズムが狂い、肌の生成リズムも狂ってしまいます。

スキンケアと日頃の生活習慣をキチンとしていくことで肌のトラブルは改善していきます♡

シミ消しクリームで改善できないシミは?

シミによってシミ消しクリームで改善しにくいものがあります。ここでは改善しにくいシミについて見ていきます。

脂漏性角化症

脂漏性角化症は、肌の老化現象のひとつですが、そのシミの原因は紫外線によって肌の表皮基底細胞の遺伝子に異常が起こったものだと言われています。
脂漏性角化症はイボのように表面が膨らみます。平らなシミはいわゆる「老人性色素」で一般的なシミですが、これが徐々に進行して脂漏性角化症になることもあります。

日頃、UV対策をしていない人や長時間日光に当たる人、日焼けサロンに通う方は若い内から脂漏性角化症の症状がでる場合があるようです。

後天性メラノサイトーシス

一般的なシミは表皮に出現するものでケアをしっかりやればターンオーバーと共にシミは改善されていきます。しかし、後天性メラノサイトーシスは表皮でなく「真皮層」で起こるシミ。
そのため市販のシミ消しアイテムでは改善されにくいのです。特徴は左右両側に現れ20代を過ぎた頃から目立ってきます。
”あざ”として扱われるため、治療法は病院で行うレーザー治療があります。

「脂漏性角化症」と「後天性メラノサイトーシス」は、シミ消しスキンケア製品では改善しにくいので、ケアしても中々シミが消えないという場合は、皮膚科や専門のクリニックに相談してみましょう☆

肌のターンオーバーの仕組み

ターンオーバーとは古くなった角質を自ら排出し、健やかな肌を保つための肌サイクルのことです。

通常、ターンオーバーのサイクルは28日周期と言われています。しかし、紫外線や不規則な生活や食習慣、ホルモンバランスの崩れなどが原因で肌のサイクルは乱れてしまうのです。

この、ターンオーバーのサイクルが乱れると古くなった角質は排出されず蓄積されて肌にトラブルを起こします。これが、シミやシワなどの原因のひとつです。

ターンオーバーの周期が早まる

肌トラブルの要因のほとんどが、通常の28日サイクルでなく周期が早まっていることが考えられます。ターンオーバーの周期が早まると、細胞の栄養分が不十分のままサイクルが行われるので肌に必要な養分がないまま未熟な角質が表面化してしまいます。

未熟な角質は

刺激に弱いうえに、栄養分が少ないので中々、剥がれ落ちません。

そのため、古い角質がどんどん蓄積され肌に残ったメラニンがシミとなるのです。また、敏感肌や乾燥肌の方はこの、ターンオーバーのサイクルが早い可能性があります。

シミ消しクリームの効果を高めるには

美白クリームを使っていても「いっこうに変化なし!効果がない!」って方も少なくないでしょう。効果がないのは、クリームでは改善できないシミという場合もありますが、ケアのタイミングが間違っている場合があります。

効果を高めるには

「美白成分をしっかり浸透させる」

ことがポイント!

肌の深部までしっかり浸透させるには、お風呂上りの毛穴が開いた状態がベストです♪
シミ消しクリームの製品によっては、化粧水前や後など説明が異なることもあるので購入した美白クリームの用法をしっかり守るようにしましょう。

シミが気になる箇所には何度も重ね塗りしたり、手が温かいうちに美白クリームを顔にプレスしてなじませると浸透性がアップしますよ。

シミに効果的な有効成分と保湿性の高いものが配合されている製品を選んでスキンケアしてください♡

シミやくすみが消えるまで

ほとんどのシミ消しクリームは、「メラニンの生成を抑える」というものでシミケアをしていきます。シミやくすみが消えるまでの過程として肌のターンオーバーが関わっています。

すでにできてしまったシミも美白クリームで肌のターンオーバーのサイクルを正常化させ潤いを与えるものを使い続けることでシミやくすみは改善していきます。

シミが消えるまでのポイント

●酸化酵素を抑えてメラニンを抑制
[シミを作らない] ↓

●肌のターンオーバーを正常化
[規則的な生活、食事、運動などの見直し] ↓

●ビタミンC誘導体やハイドロキノンでシミを薄く
[できてしまったシミを薄くし排出を促す] ↓

●保湿で角質を柔らかく保つ
[スムーズな角質の排出で健やかな肌になる]

ターンオーバーのサイクルからシミが消えるまでは時間がかかります。できてしまったシミを消すには長期間かかりますが、シミ予備軍を作らないためにもシミ対策は怠らず、しっかりケアしていきましょう。そうすれば、新たなシミに出会うこともなく綺麗で健康的な肌に生まれ変わります♡

シミ消しクリームの質問3選

Q・シミ消しクリームはどこで購入できますか?
A・ドラッグストアやスーパーで購入できます。ストアには豊富な種類のシミ消しクリームが販売されています。また、ネット販売のみのシミ消しクリームもあります。
Q・シミ消しクリームはどのくらい使い続けたらいい?
A・シミのスキンケアは予防も兼ねてずっと使い続けていきましょう。
Q・シミ消しクリームの相場を教えてください
A・1000円~2万円前後と相場は幅広いです。有効性の高い成分と自身の肌質に合ったものを選ぶようにしましょう。

シミ消しクリーム~まとめ~

シミ消しのスキンケア商品は多岐に渡ります。その中でもシミ消しクリームはおすすめです。有効成分が配合しやすく安定性も高いクリームタイプはどこにでも持ち運びができます。使い勝手もよく効率性もいいのでクリームタイプは多くの美白商品で取り扱われています。シミにも種類があってクリームでは改善できないものもありますが、多くのシミは紫外線や乾燥によるものです。シミを改善したいなら、まずは生活習慣の見直しと食事です!それと同時に美白スキンケアを行っていけば、シミはターンオーバーのサイクルと共に自然に解消せれていきます。そして、新たなシミを作らない!という予防意識がとても大切です☆シミ消しクリームは主に予防を目的とされているので継続してケアしていくことが美白と美肌の近道です♪

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