シミの原因を知ればシミは怖くない!~肌美人になる!!~

シミとは?

女性にとって肌の悩み3大トラブルのひとつ「シミ」。今回はそんな、シミについて徹底的に調べてみました。

そもそも、「シミ」とはなんでしょう?

シミとは、

皮膚内で作られたメラニンという色素が沈着したもの

です。通常は肌のターンオーバーによって沈着した色素は表皮で垢となって排出されます。

しかし、さまざまな理由で排出がうまくいかないと表皮で沈着したまま残ってしまいます。
これが、みなさんが目にする「シミ」となるのです。

一言で「シミ」と言ってもシミにはいくつか種類があります。

脂漏性角化症

一般には「年寄イボ」とも呼ばれているシミで肌の老化現象のひとつ。こめかみや頬の辺りにできやすい。

肝斑

30~40代頃に女性ホルモンの影響により発症するシミ。目の下や両頬にでます。

老人性色素班

紫外線によりメラニンが過剰に生成され皮膚に沈着したシミ。褐色で円形状のシミが顔以外にも手や腕などにでたりすることがあります。

後天性メラノサイトーシス

後天性の皮膚疾患のひとつとされ、「あざ」として扱われています。真皮層の色素沈着。

雀卵斑(じゃくらんはん)

いわゆる「そばかす」で、小さく茶褐色の点が沢山でるのが特徴。主に遺伝性のもですが紫外線の影響により悪化する場合もあります。

このようにシミは、症状によって分別されています。

シミの原因って?

シミや肌トラブルの原因の約80%は【紫外線】と言われています。私たちの目には見えない波長ですが紫外線には3つの波長が存在しているのをご存知ですか?

1.UV-A

紫外線Aは、波長が長く肌の真皮層にまで届きます。この、UV-Aによって「シミ」の原因となるメラニンが作られます。

2.UV-B

中波長の紫外線Bは、肌の表皮までしか届きませんがその刺激は一番強く日焼けによる「やけど」の原因はUV-Bです。UV-Bは、細胞の遺伝子を破壊するほどの力があるので「皮膚がん」の原因にもなっています。

3.UV-C

短波長の紫外線で紫外線の中で最もパワーがあるUV-Cですが、地球を囲むオゾン層のおかげでこの紫外線は地球上には到達しません。

私たちに影響を与えているのは、紫外線AとBです。その中でもシミの原因となるのはUV-A。では、なぜ

紫外線がシミの原因になるのでしょうか?

次の項目で見ていきます。

肌を守るためにメラニンが作られる

紫外線から刺激を受けると、肌細胞はその刺激を軽減するために「チロシナーゼ」という酸化酵素を活発化させ、「メラノサイト」(色素細胞)を促します。メラノサイトは【メラニン】という色素を生成し「ケラチノサイト」(表皮細胞)に受け渡たすことで、紫外線による刺激から細胞核を守っているのです。

もともとは、肌を守るために作られている「メラニン」が過剰に作られうまく排出できないと色素が沈着し、ゆくゆくは「シミ」となって表面化してくるのです。

排出とは「ターンオーバー」によって古い角質が落とされることですが、次の項目でターンオーバーの乱れによって排出されずに残るシミのメカニズムについて見ていきましょう。

ターンオーバーの乱れによるシミの原因

ターンオーバーとは古くなった角質を自ら排出し、健やかな肌を保つための肌サイクルのことです。

通常、ターンオーバーのサイクルは28日周期と言われています。しかし、紫外線や不規則な生活や食習慣、ホルモンバランスの崩れなどが原因で肌のサイクルは乱れてしまうのです。

この、ターンオーバーのサイクルが乱れると古くなった角質は排出されず蓄積されて肌にトラブルを起こします。これが、シミやシワなどの原因のひとつです。

様々な要因でターンオーバーの周期は早まってしまうのをご存知ですか?加齢によってターンオーバーのサイクルが遅くなることもシミの原因なんですが、実は、サイクルが早まることもシミや肌トラブルの要因なんです!

ターンオーバーが早まると、細胞の栄養分が不十分なままサイクルが起きることになります。すると、肌に必要な養分がない未熟な角質が表面化してしまうのです。

未熟な角質は刺激に弱く、栄養分が少ないので表皮から中々剥がれ落ちることができません。

そのため、どんどん表皮に古い角質が溜まり続けメラニン色素が残ったままになるのです。
これが、ターンオーバーの乱れによって排出されずに残ってしまうシミのメカニズムです。

シミの原因はいろいろ

シミの原因のほとんどが紫外線によるものですが、それ以外にもシミの要因はあります。
ここでは紫外線以外のシミの原因をご紹介します☆

女性ホルモンによる影響

妊娠、出産、加齢にともなう女性ホルモンの変化でバランスが崩れると一時的にメラニンの生成が高められるとされており、それがシミの発生に繋がることがあります。

活性酸素

活性酸素は紫外線によって刺激を受け活発化しますが、その他にもストレスや大気汚染、たばこなどが要因で活発化することがあります。体内で活発化した活性酸素は「メラノサイト」を刺激して「メラニン」を作らせてしまうのでシミの原因になってしまいます。

傷や肌の炎症・摩擦など

傷やかゆみによる肌の炎症や摩擦などによってメラノサイトが刺激を受けます。これがメラニンの生成に繋がりシミができてしまいます。

シミの治し方

できてしまったシミはどうしたら改善できるでしょうか?一番始めの項目でもお伝えしたようにシミには種類があります。そのシミの種類によってセルフでケアできるものと、できないものがあるのです。

病院でレーザーや内服薬によって治療した方が改善する見込みがあるシミは「後天性メラノサイトーシス」と「脂漏性角化症」です。逆にこの2種類のシミはセルフケアでは改善が難しいということになります。

それ以外のシミはセルフケアで改善できる可能性があります。

ターンオーバーの正常化を目指し、新たなシミ予備軍を作らないようにケアしていけばいいのです♪

ここで、シミの治し方や改善法についてご紹介します♡

1.シミに特化したスキンケアコスメを使う

今は市場に多くのシミ消しアイテムや美白化粧品が存在しています。その中でもシミに有効な成分が含まれた製品を選ぶようにしましょう!
シミ消しや美白には

【医薬部外品】

の化粧品を探してください。国が認可した成分だから有効性が高く安全性もあります。
●ビタミンC誘導体
●アルブチン
●エラグ酸
●コウジ酸
●プラセンタ

などが、医薬部外品にあたる成分です☆

2.紫外線ケアをしっかりする

新たなシミ予備軍を作らないためのケアは一番大切です☆日焼け止めクリームやサングラスに帽子など、紫外線カットを日頃から心掛けるようにしましょう。万が一日焼けをした場合は、

すぐ冷却して、抗酸化力のある食べ物や化粧品でケアをしてくださいね。

3.活性酸素を減らす

紫外線の他にもシミの原因になるのが「活性酸素」。活性酸素はストレスや排気ガスなどの大気汚染、タバコが要因となって体内で活発化します。活性酸素を減らすことでシミは改善できます。シミを排出するターンオーバーは人体のすべてのサイクルが関わっています。
活性酸素を減らすことは、身体のメカニズムが整い正常化されるので肌のターンオーバーもきちんと促されます。できてしまったシミはターンオーバーのメカニズムで自然に排出されるようになっているので、日頃のケアと活性酸素を減らす生活を心掛けることでシミは改善されていきます♡

4.シミに効果のある食べ物を摂取する

活性酸素を減らすことにも繋がりますが、きちんとした食事は体のリズムを整えます。
以下にシミに効果のある食べ物(成分)をご紹介しています↓

●ビタミンC⇒ピーマン・オレンジ・キウイフルーツ・ブロコッリーなど
●エラグ酸⇒イチゴ・パイン・ラズベリーなど
●ビタミンB2⇒豚肉・レバー・鶏肉など
●βカロテン⇒にんじん・ほうれん草・すいかなど

これらの食物を摂取していくとシミのもととなるメラニンの生成を抑え、肌を健やかに保つように促してくれます☆

逆に、白砂糖やカフェインなどの成分はシミの生成を促す活性酸素を活発化させるのでお菓子やコーヒー・紅茶などをよく摂取する方は気をつけましょうね☆

シミの原因〜まとめ~

シミや肌トラブルの原因の80%は「紫外線」
その紫外線にも3つの波長があります。その中でもシミのもとになる紫外線はUV-A。
シミの原因は、紫外線の他にも複数ありホルモン・活性酸素・傷などの炎症です。
とくに、活性酸素は現代人にとってシミの主な原因のひとつになっていると思います。何より、ストレスをためないことと、きちんとした食生活ですね☆
そうした生活スタイルの見直しと同時にシミ消しや美白のスキンケアをしていくことでシミは改善され綺麗で健康的な美人肌になれるものです♡シミは、肌を守ろうとする人体のメカニズムによるもの。それが、さまざま要因でうまく排出できないだけなのです。だからこうした

体のメカニズムを知ってシミのケアをしっかり行っていけば怖いものはありません(^v^)

ケアをしても改善できないシミもありますが、シミの種類を知っておけば適切な判断で病院での治療も検討できますよね!シミについて深く知ることは、「シミを改善したい!」と思っている方にとっては、特に必要な情報だと思いますよ♪

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