気付いたら頭皮にニキビが!!なんてことありませんか?
頭皮のニキビは、頭皮の皮脂や汚れが毛穴に詰まりアクネ菌が繁殖して起こると言われています。
普段髪の毛に隠れて見えにくい箇所ではありますが、一度できてしまうと治りにくく放置してしまうと重症化してしまう可能性があるため早めのケアが重要です。
そこで今回頭皮ニキビができる詳しい原因と対策法を調べてみることにしました。
頭皮にニキビができる原因
目次
間違ったヘアケア方法
➤シャンプー選び
シャンプーを選ぶときあなたは何を一番重視していますか?
「価格」「香り」「見た目の可愛さ」など選ぶ基準は人それぞれだと思います。しかし、それって本当に自分の頭皮や髪に合っているシャンプーだと思いますか?
シャンプーは洗浄力によってたくさんの種類に分かれていますのでまずは代表的な3つの種類をご紹介します。
肌や頭皮に余計な負担をかけずうるおいを残した洗い上りになる。髪や頭皮に馴染みやすい。
【メリット】
・弱酸性で髪や頭皮に優しい
・皮脂を取りすぎない
・保湿力が高く洗い上がりがしっとりする
【デメリット】
・洗浄力が弱い
・価格が高い
・髪のボリュームがでにくい
☞サロンでよく使われているため信頼度が高いシャンプーと言えます。
一般家庭でよく使われているシャンプー。泡立ちが良く洗浄力、殺菌効果などが強い。
・価格が安い
・洗浄力が強い
・泡立ちが良い
・香りが良い
・シャンプー後に爽快感がある
【デメリット】
・過剰に皮脂を取りすぎてしまう
・髪や頭皮への刺激が強い
☞とにかく洗浄力が強力なので頭皮に汗をかきやい人やワックスやスプレーなどの整髪剤を頻繁に使う方にオススメです。比較的リーズナブルな価格設定なので色々なシャンプーを試しやすく自分の有ったシャンプを見つけやすいです。
石鹸が原料となったシャンプー。アレルギーやアトピーに掛かるリスクも軽減できるので敏感肌の方にオススメです。
・洗浄力に優れている
・髪にハリやコシが生まれる
・洗い上がりがスッキリする
【デメリット】
・髪がきしみやすい
・ヘアカラーやパーマが落ちやすい
・髪が絡まりやすい
・石鹸カスが残りやすい
☞使い続けることで髪のボリュームアップも期待できるようですが、乾燥肌の人は使用を控えた方が良さそうです。
3種類のシャンプーを紹介しましたがそれぞれメリット・デメリットもありますので自分の髪や頭皮に合ったシャンプー選びが重要です。
➤髪の洗い方
ほとんどの方が毎日シャンプーをしていると思いますが、実は正しい洗い方でシャンプーできている人は意外と少ないみたいです。
正しい洗髪方法を身につけ頭皮にニキビをしっかり予防しましょう。
➊髪をブラッシングしてホコリや汚れを落とす
→ブラッシングで汚れを落とすことでシャンプーの浸透を良くします。
➋お湯で髪をしっかり濡らす
→お湯の温度が高すぎても低すぎても頭皮に良くないので37℃~38℃を目安に調節してください。
➌シャンプーを泡立てる
→手のひらで上手く泡立てられない方は、100均に売っている洗顔用の泡立てネットを使用すると濃密なモコモコ泡を作ることができます
➍頭皮をマッサージするように洗う
→髪を洗うのではなく頭皮を洗うことを意識して軽くマッサージしながら汚れを落としましょう。
➎シャンプー・コンディショニナーをしっかりすすぐ
→頭皮ニキビの原因の多くはシャンプーやコンディショナーのすすぎ残しです。
頭皮に成分が残っているとニキビだけでなくフケやかゆみの原因となりますのでしっかりとすすいでください。
頭皮ニキビの治し方
頭皮ニキビは薄毛や抜け毛の原因にもなりかねません。しっかりとケアして健康な頭皮環境を保つことが大切です。
生活習慣の乱れ
不規則な生活はニキビだけでなく皮膚の老化を早めてしまう原因にもなります。
特に仕事に追われ十分な睡眠をとれていない方は注意が必要です。
人は眠り始めてから3時間に成長ホルモンが多く分泌されるそうなので十分な睡眠がとれない方は眠りはじめの3時間で質の良い睡眠がとれるよう心がけましょう。すると肌のターンオーバーを正常化され頭皮にニキビができにくい頭皮環境を作ることができます。
食生活の乱れ
ラーメンや揚げ物など炭水化物やカロリーの高い食事ばかりしていると皮脂の分泌量が増え頭皮のニキビができやすくなります。
また女子の大好きなケーキやお菓子に含まれる糖分も皮脂量が増えてしまう原因となるため一度にたくさん食べるのは控えた方が良いでしょう。
しかし過剰な食事制限はかえってストレスになり暴飲暴食に繋がってしまう可能性があります。日頃から食事の栄養バランスを考えニキビに効果的な食材をたくさん食べるように心がけましょう。
ストレス
顔のニキビ同様に頭皮のニキビもホルモンの乱れよって引き起こされます。
ストレスが溜まると肌の新陳代謝が悪くなったり男性ホルモンの分泌が活発になったりします。
男性ホルモンが増えると皮脂の分泌が促され頭皮環境が悪くなりニキビが出来やすくなってしまいます。
仕事や育児で知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまっている方も多いと思いますが上手くストレスを発散させる方法を見つけ日常的に気分を開放させてあげることが必要です。
運動やヨガ、ストレッチなどとにかく自分がリラックスできる時間を30分でも作ってあげ無理なくストレスを発散させてあげることが大切です。
頭皮ニキビがかさぶたになる原因と対策法
頭皮にニキビができたり乾燥したりすると頭皮の健康状態が悪くなり痛みやかさぶたなどの症状を引き起こしてしまいます。
かさぶたには3つの種類がありますのでそれぞれの特徴をご紹介します。
自分の頭皮かさぶたはどれに当たるのか確認して適切なケア方法を見つけましょう。
白いかさぶた
炎症後に白いかさぶたが全体に覆いかぶさっている状態です。さらに乾燥などによって頭皮環境が悪くなると新陳代謝のサイクルが乱れ大きなフケとなって剥がれ落ちてしまいます。
そのまま放置してしまうとかゆみの原因となり頭皮全体に悪影響を及ぼす危険性があります。
シャンプーをするときは皮脂汚れを指の腹でマッサージするようにしっかり洗ってください。ゴシゴシ洗ってしまうと肌が乾燥してしまうためNGです。
刺激の強いシャンプーは、肌荒れを招くため頭皮によくありません。刺激の少ないアミノ酸系や植物由来のシャンプーを使用しましょう。
洗い終わったら毛穴の中までしっかりとすすぎシャンプーのすすぎ残しがないようにしてください。洗髪が終わったらドライヤーでしっかり髪と頭皮を乾かしましょう。
黄色いかさぶた
脂漏性皮膚炎という皮膚炎である可能性があります。脂漏性皮膚炎は頭皮の常在菌であるマラセチア菌が繁殖して発症する皮膚炎です。
この皮膚炎は発症してしまうと自分で治すことが難しいので皮膚科や美容クリニックへ行き診察してもらいましょう。頭皮以外にも皮脂の溜まりやすい耳の裏やTゾーン、生え際にできることが多いようです。
脂漏性皮膚炎は、普段のスキンケアなどお手入れ方法や使用している化粧品、ヘアスタイリング剤による刺激が原因となっている場合もあります。
また不規則な食生活、生活習慣やストレスなど原因は様々です。生活リズムが乱れてしまうと頭皮に栄養がうまく行き届かなくなりターンオーバーが乱れてしまいます。
頭皮環境を整えるために栄養バランスのとれた食事を摂り質のよい睡眠を心がけましょう。
赤いかさぶた
爪で引っかいたり、かいたりすることで頭皮が傷ついてしまった場合にできます。
肌のバリア機能が弱まると外部からの刺激に弱くなり、少しの刺激でも肌が敏感に反応しかゆみが起こります。
かゆみが起こると無意識に頭皮を爪でかいてしまいさらに炎症がひどくなってしまうことがあります。かゆみを落ち着かせるためには皮膚科で薬を処方してもらうのが効果的です。
塗り続けることで炎症が治まりかゆみもやわらぎます。
頭皮ケアに効果的なオススメシャンプー3選
1⃣さくらの森 オーガニックシャンプー ハーブガーデン ノンシリコン アミノ酸シャンプー
内容量:300ml(約2ヶ月分)
<価格>3,000円
35種類の植物エキスや天然由来保湿成分が健康な頭皮環境を保ちハリやコシのある美しい髪へ導いてくれます。天然成分100%にこだわり人体にも環境にもとても優しいシャンプーです。
2⃣オクトセラピエ(serapie) 薬用スキンケアシャンプー(医薬部外品)
内容量:300ml(約2ヶ月分)
<価格>859円
頭皮の乾燥を抑え地肌を傷めない優しい洗い上がりが特徴です。ナチュラルなアロマの香りでリラックス効果も抜群です。
さらに継続して使用すること頭皮の菌の増殖を抑えフケやかゆみを予防してくれます。
3⃣U-MA ウーマシャンプー プレミアム
内容量:300ml
<価格>2,980円
アミノ酸系の洗浄力で皮脂の余分な汚れをしっかりと落としてくれます。また頭皮の乾燥も防いでくれるので過剰な皮脂分泌による毛穴詰まりも防いでくれます。
また髪にハリ・コシをよみがえらせ理想的なボリュームアップをサポートしてくれます。
頭皮ニキビについてまとめ
頭皮ニキビが進行してしまうとかゆみやニオイなどトラブルが広がってしまう可能性があります。また頭皮ニキビを潰してしまうとニキビ菌が繁殖して頭皮環境が悪化してしまうリスクを伴ってしまうため絶対にやめましょう。
頭皮ニキビのリスクを減らすためにはまず日頃の生活習慣や食生活を見直し正しい洗髪方法を身につけることが大切です。さらに今回ご紹介した頭皮ニキビに効果的なシャンプーを使って頭皮ニキビを未然に防ぎましょう。
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